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このまま「楽天経済圏」で生活して大丈夫なのか分析してみた

こんにちは、専業主婦のなつです。

先日「世界一楽しい決算書の読み方 実践編」を読み終えました。

 

 

実際の企業情報をもとに、時系列分析で深く理解したり、競合比較分析で企業の特徴を確認したりと、初心者の私でも大変わかりやすく、すいすい読み進められました。

読んでいると、会計初心者の自分でも分析してみたいと思ったので、今回は気になる企業について調べてみました。

我が家は「楽天経済圏」で生活しているけど、この前、四季報を見たときは赤字が大きかった…。
このまま利用しつづけてても大丈夫かな…?

ということで、楽天グループについて調べてみました。

ちなみに、有価証券報告書だけだとデータの見方が難しかったので、バフェット・コードのデータも見つつ調べました。

 

 

楽天グループの事業について

どんな事業を行っている?

楽天の2021年度(第25期)有価証券報告書に記載されていたのはこんな感じでした。

  • インターネットサービス

楽天市場をはじめとするECサイト、オンライン・キャッシュバック・サイト、旅行予約サイトなど

➡インターネットを介した銀行・証券サービスやクレジットカードサービス、保険サービス、電子マネーサービスなど

  • モバイル

➡通信サービス・通信技術提供、電力供給サービスの運営など

楽天は大きく分けてこの3つの事業を行っている企業だそうです。

 

過去10年の経営指標推移について

過去の有価証券報告書より、10年分のデータをわかりやすくグラフにしてみました。

売上収益

過去10年、右肩上がりです。

 

当期利益又は損失

2019年より損失が増加傾向で続いています。

 

総資産額

総資産額は右肩上がりです。

 

キャッシュ・フロー(C/F)

営業C/Fはずっとプラスです。

財務C/Fも2013年よりずっとプラスで、投資C/Fは2014年よりずっとマイナスです。

フリーC/Fは2014年よりプラスが続いています。

 

気になったこと

以上のデータから気になったことは、以下2点です。

過去10年のデータで気になった点
  • 2019年より、損失が増加傾向で続いている
  • ずっと財務C/Fがプラスで続いている

では、この2点に注目して調べてみます。

 

2019年からの損失増大について

セグメント別に見てみる

損失がどこのセグメントから出ているのかを確認するために、セグメント別の売上、利益を確認してみます。

バフェット・コード でわかりやすくまとまっているので、こちらを参考にしました。

 

各セグメント(インターネットサービス、フィンテック、モバイル)、売上に関しては2019年より3年連続で増加傾向です。

ですが利益については、インターネットサービス、フィンテックは黒字ですが、モバイルについては2019年より3年連続赤字が増加傾向です。

ちなみに、2019年10月より「楽天モバイル」が携帯キャリア事業を開始しています。

2019年より「楽天モバイル」を開始してから、ずっと赤字が増大してますね。

 

2019年度の有価証券報告書

ということで、赤字が始まった2019年度(第23期)の有価証券報告書を見てみます。

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(2) 経営者による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

① 経営成績の分析

(営業利益)
連結会計年度における営業利益は72,745百万円となり、前連結会計年度の170,425百万円から97,680百万円
(57.3%)減少しました。これは、インターネットサービスやフィンテックにおいて、事業が堅調に推移し売上
収益は増加したものの、さらなる事業成長を実現するために、販促活動や物流拠点の整備に伴う費用やモバイル
における基地局建設に関わる費用を計上し、営業費用が増加したことによるものです。

 

キャッシュ・フローの状況の分析

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、458,340百万円の資金流入(前連結会計年度は
208,418百万円の資金流入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による資金流出が324,166百万円となっ
た一方で、長期借入れによる資金流入が490,805百万円、社債の発行による資金流入が215,516百万円、短期借入
金の増加による資金流入が107,701百万円となったことによるものです。

 

(3) 資産の財源及び資金の流動性

③ 今後の資金調達のニーズ及び資金調達の見通し
当社連結子会社楽天モバイル株式会社は、総務大臣より、2018年4月に第4世代移動通信システム(4G)の
普及のための特定基地局開設計画の認定を、2019年4月に第5世代移動通信システム(5G)の導入のための特定
基地局開設計画の認定を受けました。本開設計画の認定に伴い、当該計画に則った準備を推進し、移動体通信事業
者(MNO)として、2019年10月には、音声・データ通信サービスを無償でご利用いただける「無料サポータープログラ
ム」を約5,000名を対象に開始しました。今後、2020年4月に第4世代移動通信システム(4G)サービスの本格的
な開始を、同年6月に第5世代移動通信システム(5G)サービスの開始をする予定です。認定された移動体通信
事業における設備投資額は2026年までに最大800,000百万円程度の見通しとしており、当社から楽天モバイル株式会
社への出資、楽天モバイル株式会社における、リース、流動化ファイナンス等を活用して調達する予定です。左記
の出資については、当社が2018年12月に発行した利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)によ
り調達した182,000百万円を充当しています。

 

長々と引用しましたが、まとめるとこんな感じでしょうか?

  • インターネットサービス、フィンテックにおいて売上収益は増加したが、販促活動や、モバイルにおける基地局建設の費用が増加し、利益が減少した
  • 長期借入れ、社債の発行、短期借入金の増加による資金流入で財務C/Fがプラスに
  • 楽天モバイル」の4G・5Gに関する設備投資は、2026年までに最大8千億円程度の見通し

インターネットサービス、フィンテックでちゃんと稼ぎつつ、借金をしてモバイルに投資していきますよってことかな?

 

2022年度 第2四半期 決算説明

では次に、最近のデータについてみてみます。

楽天IR情報から、2022年度第2四半期決算説明会の動画が配信されていたので見てみました。

楽天グループ株式会社 2022年度第2四半期決算説明会

 

以下、私的にポイントかなと思った部分だけまとめてみました。

インターネットサービス

  • 国内ECの売上収益UP(前期比+12.3%)
  • クロスユース(※1)が順調に拡大
  • 楽天トラベルはコロナ前の業績水準まで回復

※1:楽天市場だけでなく、他の楽天トラベルや楽天SEIYUネットスーパー等のサービスも利用する事

 

フィンテック

  • 売上収益UP(前期比+6.3%)
  • 総合口座数(+29.0%)、預かり資産(+28.8%)が増加
  • 楽天保険グループの利益が好調

 

モバイル

  • 人口カバー率99%超に向けた設備投資計画では、2021年をピークに設備投資額は減少見込み
  • 楽天経済圏(楽天エコシステム)(※2)の人たちは、楽天モバイル契約後さらにロイヤル化しやすい
  • 楽天モバイル契約者の2割が楽天エコシステム新規ユーザーに
  • 法人サービス開始予定
  • 2022年度第1四半期の赤字をピークに、第2四半期の損益は改善(継続的な改善見込む)
  • 0円ユーザーから、優良ユーザーに顧客が入れ替わってきている

※2:楽天エコシステムについてはこちら

インターネットサービス、フィンテックは堅調で、モバイルの赤字ピークも過ぎたから、今後は損益が改善していくよってことかな?

今後のモバイル事業がどうなっていくかをモニタリングしていきたいですね。

 

まとめ

今回は楽天グループについて、「世界一楽しい決算書の読み方 実践編」を読みながら、有価証券報告書や決算説明会などを参考に調べてみました。

 

 
楽天グループの分析結果まとめ
  • インターネットサービス、フィンテックは堅調で売上収益も右肩上がり
  • モバイルの赤字ピークは過ぎたので、今後は損益が改善する見込み

今後のモバイル事業の業績にもよりますが、とりあえずはまだ「楽天経済圏」で生活していっても大丈夫かなと思いました。

今後も「楽天経済圏」でお得に節約生活頑張ります!

 

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